2008年12月26日

労働基準法の一部改正法が成立しましたね。

以前から検討されていた、労働基準法の改正法ですが、ついにこの平成20年12月に公布され、平成22年4月1日から施行されます。



改正の内容ですが、大きくわけて2つ。



1つめは、時間外労働の割増賃金率が引き上げられるということ。



具体的には、1か月に60時間を超える時間外労働を行う場合は、現在の25%から50%に割増率が引き上げられるということになります。


ただし、中小企業については当分の間、引き上げが猶予されます。というのは、施行から3年経過後に改めて検討することとされているので、それまでは適用されません。



2つめは、年次有給休暇を時間単位で取得できるようになります。



現在は、有給休暇は原則「1日単位」で取得することとされていますが、一定の手続きを行えば、1年に5日分を限度として、時間単位で取得ができるようになります。


ただし、必ずしも時間単位で取得させなければならない、というわけではありません…!時間で取得するか、日で取得するかは、本人が自由に選択することができます。


実務的には、有給休暇の管理の手間がかかりそうですね…



ちなみに、こちらの有給休暇の改正法は、中小企業にも当初から適用されます。



なお、このほかにも、1か月45時間を超える時間外労働に対する、割増賃金引き上げの努力義務であったり、割増賃金の支払いの代わりに有給休暇を付与する仕組みが導入されます。


また、適用が猶予される中小企業の範囲は、業種ごとに「資本金の額」または「労働者の数」に応じて定められています。



詳しくは、厚生労働省発行のパンフレットがありますので、こちらをぜひ、ダウンロードしてチェックしてみてくださいね

http://www.mhlw.go.jp/topics/2008/12/dl/tp1216-1e.pdf









syaroushi_coach at 10:30│Comments(0)TrackBack(0)社労士コーチ雑談 

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